ここでは開業初年度から確定申告までの流れを簡単に説明したいと思います。
たくさん作業することがあるように感じるかもしれませんが、複式簿記の場合はパソコンソフトを使うとその作業も簡単になりますよ!

開業から確定申告までのながれ

開業届と青色申告申込書をまず税務署に届出しましょう。管轄の税務署に提出します。

総勘定元帳や仕訳帳、必要に応じてその他の補助簿をそろえます(パソコンで記帳する場合はソフトを揃えておきます)。必要に応じて出金伝票や入金伝票も買っておきましょう。

現在もっている固定資産や現金残高、預金残高(元入金)などを書き出しておきます。

複式簿記の記帳を開始します。

仕訳を理解しましょう。それぞれの帳簿に転記します。

レシートや領収書の保管

12月になると決算の準備を始めます。減価償却や棚卸などをし、試算表、精算表を作成、その後に決算書(損益計算書・貸借対照表)を作成します。

事業所得が確定したら確定申告の準備です。所得から控除できる書類をまとめておきましょう。

2月16日~3月15日の間で確定申告をし所得税や消費税などの税金を納めます。

パソコンソフトを利用すると、仕訳をキチンと入力できていれば面倒な転記作業も必要ありませんし、決算書にも自動的に反映されます。また、確定申告に対応しているソフトであれば、確定申告書も作成してくれますのでとても便利です。