貸借対照表
簿記には企業の一定期日の財政状態を明らかにする為に、資産・負債・資本の内容を示した報告書”貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)”と、一定期間の経営成績を明らかにする為に収益・費用の内容を示した報告書”損益計算書(そんえきけいさんしょ)”があります。

スポンサーリンク


⚫️貸借対照表

貸借対照表はバランスシートともよばれており、企業が持っている現金や備品あるいは借入金などがどれだけあるのかを判断する資料になります。
個人事業主の場合、資本は元入金、事業主借、利益の合計金額です。

貸借対照表

⚫️損益計算書

損益計算書はP/L(Profit and loss statement)とも呼ばれており、一定期間(一年間)でどれだけの利益があがったか?どれだけ儲かったか?ということ見る資料になります。
また、この利益から青色申告特別控除や事業専従者控除を引いたものが事業所得です。

損益計算書

この2つの資料は事業の活動状況や経営具合などを判断する上で非常に重要な役割を担っています。銀行などの金融機関から融資を受ける際には、経営状態を判断する重要な資料となるのです。

また、記帳をして決算書を作成することで事業の儲かり具合を知ることができます。次のステップへと進むためにも自身の経営状態を知ることは大変重要です。

貸借対照表と損益計算書は国や地方に納める税金を計算する時の資料にもなりますし、複式簿記で記帳することで控除も多く受けられます。複式簿記で日々の取引を記帳していくことで得られるものは多くありますので、頑張って始めてみてくださいね!