確定申告書B第二表-1

青色申告で提出する確定申告書B第二表の書き方・記入方法についての説明です。

第二表には第一表で記入した項目(源泉徴収額、事業専従者、雑所得、各種控除の実際に支払った金額、扶養親族など)の内訳を具体的に書いていきます。

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確定申告書B第二表

確定申告書B第二表-1

【所得の内訳】には所得の支払いを受けた会社、支払者の名称、収入金額、源泉徴収があった場合はその金額を記入していきます。
※所得の種類:営業、不動産、配当、給与、雑など

確定申告書B第二表-2

【事業専従者に関する事項】に奥さまや親族を事業専従者にしている場合、事業専従者の氏名、生年月日、仕事の内容、給与額をそれぞれ記入していきます。

確定申告書B第二表-3

【雑所得(公的年金等以外)、総合課税の配当所得、譲渡所得、一時所得に関する事項】

  • 雑所得(〇〇組合、積立年金など)
  • 配当(株主や出資者から受ける剰余金の配当、投資信託など)
  • 譲渡所得(ゴルフ会員権や金地金、船舶、機械、特許権、漁業権などの資産の譲渡から生ずる所得
  • 一時所得(臨時、偶発的なもの、賞金、懸賞当選金、生命保険の一時金、損害保険の満期払戻金)

などに当てはまる所得がある場合に記入します。

確定申告書B第二表-4

【所得から差し引かれる金額に関する事項】

雑損控除、医療費控除、社会保険料控除(健康保険料、国民年金保険料、国民年金基金の掛け金、後期高齢者医療保険料、介護保険料など)、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除、地震保険料控除、寄附金控除

などに該当する支払いをしている場合は、一年間で支払った合計金額を記入していきます。

確定申告書B第二表-5

寡婦・寡夫控除、勤労学生控除(あなたが勤労学生である場合の控除)、障害者控除(あなたや、配偶者その他の親族が障害者や特別障害者である場合)、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除など該当する所がある場合に記入します。

※16歳未満の子供の扶養控除は廃止されています。

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※住民税・事業税に関する事項に16歳未満の扶養親族を記入するようにしましょう。

確定申告書B第二表-6

【住民税・事業税に関する事項】
該当する所がある場合に記入します。