ここでは決算から確定申告までの流れを簡単に説明したいと思います。
まず試算表を作成し借方、貸方の金額が一致しているかどうかをチェックします。試算表は総勘定元帳の勘定科目をすべて書きだし、合計金額と残高を表にしたものです。
そして次に精算表を作ります。精算表は試算表を貸借対照表と損益計算書の欄に分解して、決算整理で加わる記載欄を追加したものです。
決算整理では固定資産の減価償却や、貸倒引当金、按分などをします。
精算表ができあがると、それを元に貸借対照表と損益計算書に転記していけば決算書ができあがります。
あとは確定申告用紙に記入していくだけです。
確定申告用紙には各種控除額も記入していきます。
会計ソフトを使う場合は決算整理仕訳を入力するだけで決算書、確定申告書まで自動的に作成してくれますのでミスも少なくなり便利です。